スタッフや美容師さんに伝えるべきメッセージ

スタッフや美容師さんに伝えるべきメッセージ
美容師”自立、独立”支援室 024
【 店を出すを目的にするな 】
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店を出す。店を持つ。
少々のお金と信用さえあれば誰でも出来ることです。
かつて私は、店の開店のお手伝いをしていたことがあります。
年間で50、それを3年ほど
99%の店は、一応開店後に軌道に乗りました。
しかし、3つの店は開店後、直ぐに店を畳んだんです。

今日は、その1軒について話をします。(明日、明後日と1軒つづ話をしていきます)

最初の話の相談の相手は27歳くらいの青年でした。
美容師になった時から店を持つことを目指し、親族の協力を取り付けたのと目をつけていた地域に手頃な物件が見つかったので店を出すとのこと。

私への要望は物件を見つけたので近々契約、直ぐる開店したいので開店のためのチラシを作って急いで欲しいとのこと。
基本、現地視察を行いコンセプトメークから店舗の展開までを出店希望と打ち合わせし、それに付随して広告宣伝物の制作をお手伝いしていたのですが、その方は、何しろチラシを作って欲しいとの一点張り、忙しかったこともあり、言われるままに現地に行きもせずチラシを作ってあげました。
そして開店前日に時間を作ってスタッフとはじめて開店のお祝いを兼ねて、その店に足を運びました。
都心郊外の駅から徒歩3分程度の生活道路沿いのビルの2階。
立地的には、良くもなく、悪くもなく。
店への1階の入り口が少し狭いかなと感じましたが、大きな問題になるとは思いませんでした。

しかし2階の店舗に入って直ぐに違和感を感じたんです。
内装の作りは普通です。
開店するオーナーはにこやかに応対してくれました。

しかし、その場にいるとなぜか気分が滅入るんです。
オーナーが別のゲストを応対しているときに気になったので十円だまを床に置いて見ました。
案の定、10円玉は一定の方向に結構勢い良く転がっていきました。

翌日、店は開店、チラシの効果もあり上場の滑り出し、しかし2ヶ月後に店を畳んだという連絡を受けました。
その理由は、一日店で仕事をしていると気分が悪くなり、それが続き体調を崩したとのこと。

聞くとやはり地盤沈下でビル自体が傾いていたそうです。

あまりにも店を出したいという焦った思いが、値段だけに釣られて、何も調べもせずに物件を決めた結果です。

あの時に現地視察をしてあげるべきだったと思います。

店を出すは、目的ではありません。
店を繁盛させ、事業を発展させていくことが目的です。

その最初の一歩。
しっかりとした準備が必要なんです。

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