働く美容師さんに伝えるべきメッセージ 

働く美容師さんに伝えるべきメッセージ 
美容師自立、独立支援室  066
< 初心回帰 >

4月といえば入社式。社会人の初日。
私にも経験があります。
着慣れないスーツに身を包み緊張の中、初めて出勤。
もう40年以上も前のこと、覚えていることは断片的です。
覚えているのは、緊張の中で自己紹介をしたこと、そして式典で当時会長だったドイツ人の流暢な日本語での祝辞をいただいたこと。

「ご入社おめでとうございます」というくだりから始まったその祝辞。
その中で「どうぞ多くの失敗をしてください」「みなさんが起こす失敗をこの会社は咎めたりはしません」「むしろ果敢なチャレンジとして歓迎します」

「しかし、これから言うことをしたら首です、辞めてもらいます」「それは、この会社の看板に傷をつけたときです」
「私たちは長い年月をかけて多くの人に信頼される会社を作ってきました」
「その努力と汗の結晶が、この看板(ブランド)です」
「だから、この看板(ブランド)を汚すことは、それまで関わってきた多くの人の努力を台無しにする行為であり、そういうことをした人は、その場で辞めてもらいます」

このような印象深い祝辞から私の社会人としての人生はスタートしました。

みんなにも学生から決別した社会人初日がありました。
覚えていますか?

これから始まる未知なる世界に戸惑いながらも、精一杯仕事に向かい
人として成功したい、役に立ちたい、1日も早く社会に溶け込み違和感の無い存在になりたい。

緊張の中での始まりの日です。

この時の気持ちを忘れないでください。
時に思いだしてください。

スタート地点は、だれもが一緒です。

それがやがて差となって現れるのは、その時の思いを大切にしてきたかどうかです。

ちょっと振り返り「あの時、私は****と思っていたな」

あの時の思いが今、叶えられていますか?
叶うと思えていますか?

どこかにあの時の気持ちを置き忘れてはいませんか?

4月はある面、リセットの月です。
もう一度、なりたい自分を鮮明に描き、リセットしてください。

思いは叶う。
もし思い続けることができれば。
もし通やす努力から逃げなければ。

あなたはあなたのためにあなたが納得できる、人生を歩みなさい。

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