働く美容師さんへのメッセージ
美容師自立、独立支援室 124
< 認められる仕事をしよう >
仕事の報酬は仕事
この言葉を聞いたのは、社会人になって3年目。
学校を卒業して、何の疑いもなく周りのみんなと同じように就職をして、ただ、ただ一所懸命。邪魔者扱いされたくない、お荷物になりたくない、そんな気持ち。
しかし、3年目あたりになると少しばかり仕事に自信が持てて、そんな折に「仕事の報酬は仕事」という言葉を知った。
仕事って期待に応えること。
期待に応えると、さらに高い仕事が与えられ、それにも応えるとさらに・・・。
それをクリアし続けると・・・
気づくと出来ることが増えて、また周りに対する影響力も高まって、自分の成長が実感できる。
もちろん仕事が増えたり、やってる内容が高度なものになるにつれ給与も増えて・・。
それが楽しくて仕事にのめり込む。
働くというのは、周りを楽にさせること(側を楽にする=働く)
だからお役立ち=仕事
役立つか役立たないかは、周りの評価。
だから認められる仕事(期待に対する結果)。
認められる仕事(結果を出す)をすれば、その報酬として新たな期待と仕事が与えられる。
評価され、それがまた実入りにつながり、さらに成長を実感できることは嬉しいこと、楽しいこと。
だから、どうせ仕事をするなら自分は上司からどんな期待を持たれているのかを知ること、そしてその期待に応えようと精一杯の努力をすること、そして必ず結果を出すこと。
すると貴重な学びや経験ができ、その他大勢とは違う、その人ならではの価値が出て人財になるんだよ。
普通は、仕事にお金がついている(何をしたかで給与が決まる)んだけど人財になると個人に値段(個人の能力や期待に値段)がつくようになるんだ。
だから認められる仕事をするんだよ。
期待に応え続けるんだよ。
身につけた能力は、誰からも奪われることのない個人の資産。
この資産が身を守ってくれるんだよ。