働く美容師さんへのメッセージ 

働く美容師さんへのメッセージ 
美容師自立、独立支援室  112
< グローバル世界に目を向けよう >

美容師、それも日本の美容師。
その思考の領域をもっと世界に広げよう。

今、みんなが何も疑わずシザーで髪を切るのは、1960年代にヴィダルサッスーン のカットを学びに単身渡英した萩原宗氏が帰国後、彼の教えを受けた弟子たちと日本に広めたことが始まりということをご存知だろうか?

その後、ケネスヒスミ、嶋義憲、川島文夫、茂木正行、田村哲也、雑賀健治氏といった面々も海外に渡り、当時世界最先端の技術を身につけ、それを日本に持ち帰えり広めたことで今日の日本の美容技術のベースが作られたんです。

世界に目を向けた、こうした先駆者たちの勇気ある挑戦が今日の日本の美容業の礎にあるんです。

彼らは何を思い、何を目指して海を渡ったのか?
言葉も通じない、やっていることも違う、生活習慣も違う、お金だって無い、未知なる世界で学ぶ。
20代の若さ故の冒険?
それでも彼らは夢を抱いて異国の地で苦を苦と思わず一所懸命に学び、その技術や美容のありかたを身につけ日本に帰国し、それを広めたんです。

先人の存在によって今日がある。

では、今の若い美容師は、彼らと同じように世界を捉えた発想、思考があるだろうか?

日本の技術は世界に通じると洗脳され、あぐらをかいてはいないだろうか?

井の中の蛙になってはいないだろうか?

世界は広い。
その存在を認識しグローバルな世界に興味を示して欲しい。
美容師、それも日本の美容師から抜け出す。
グローバルな発想、これがこれからの時代。

ちょっと売上があがるようになったからといって、すべてを知ったと思っていてはダメなんですよ。

美容の世界は奥が深い。
世界に目を向ければ、まだ鳥羽口に立ったに過ぎない。

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