働く美容師さんへのメッセージ
美容師自立、独立支援室 084
< まず徹底してパクること >
教わり上手は真似(まね)上手。
学ぶ」と「真似る」という言葉の語源は同じ
小学1年生の時から教えられている勉強。
ほとんどの教科が真似ることです。
ひらがな、カタカナ、漢字、計算など全て
上手に真似た方が点数が高い。
「学ぶ」ということは
「真似る」ということです。
真似ることから全ては始まります。
まず、完璧に真似る。
その上で自分の考えを加えるんです。
真似るために必要なのはお手本です。
あなたにはお手本になる人がいますか?
こんな人になりたい。
憧れるような人です。
あなたはその人のファンになるんです。
そしてその人を徹底的に真似る。
その時の真似方の基本は、その人の思考の枠組みからその人の行動の意図をつかむようにするんです。
行動の理由を探るんです。
真似る相手を見て、なぜ?と考えるんです。
行動を模倣する前に一呼吸おいて、その人の考え方を想像してみる。
その考え方を持って行動を真似る。
話し方、立ち振る舞い、身なり、化粧。
すると、それらしくなるんです。
守破離
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
まず真似る。
これを徹底して見てください。