働く美容師さんへのメッセージ
美容師自立、独立支援室 150
< クリエイティビティを持て >
なぜ、美容師になったの?
大半の人の答えは、美容師が個の力を生かせる職業と考えてのこと。
組織人として与えられる仕事と思い込んでいるサラリーマンを否定し、個の力が発揮できるであろう美容師という職業を選んだ。
そうではありませんか?
だからあこがれはヘアデザイナー
個の力を生かしたい。
ところが現実美容師と言えど組織人。
役割分担の中で仕事が組まれる。
そこで個の力を生かせる場は少ないと思い込んでしまう。
マニュアル化された仕組みに多くの新人美容師は戸惑い、理想と現実との違いを感じて辞めていく。
考え直して欲しい。
クリエイティブ=ヘアデザイナーという胆略的な発想。
単純作業を除けば、いかなる仕事においてもクリエイティビティは求められている。
仕事に付加価値
だれがやるかで結果は変わる。
そこには個の仕事に対するクリエイティビティが存在するから。
求められる結果から逆算して仕事を組み立てる。
考えて仕事をする=クリエイティビティだということ。
それはまたデザインだということ。
掃除一つ、シャンプー一つ、お客様の応対一つ。
やれと言われたことを忠実にこなすだけでなく、そこに工夫を凝らし、より良い結果を追求する。
そう考えたらすべての仕事にクリエイティビティは欠かせない。
仕事はクリエイティブするモノ、デザインするモノ。
クリエイティブ=個の創造力
ヘアデザインは、その中のほんの一部だということ。
すべての仕事にデザイン力を発揮する。
いかなる仕事であれクリエイティビティを発揮し、仕事をデザインするんです。
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