働く美容師さんへのメッセージ
美容師自立、独立支援室 116
< どうなりたい?と聞かれたら >
どうなりたい?
そう聞かれたらなんと答えますか?
多くの人は、もっと技術を上達させてお客様から支持される美容師になりたいとか、素敵な男性と巡り合って幸せな家庭を築きたいとか、あるいは将来的には店を持って自分が納得する仕事をしたいなんて答えるんじゃないですか?
これみんな今の環境を前提とした今の延長線上。
それもちょっと先のこと。
それを実現するのはいつぐらい?という質問を加えると数年先という答え。
幼稚園に通う小さい子に同じような質問をすると返ってくる答えは「僕はウルトラマン「私はセーラームーン」なんて答え。
ちょっと古いかな?
また、もう少し大きくなるよ「お医者さんになりたい」「先生になりたい」「美容師さんになりたい」
子供ながらに体験を前提になりたい像を抱く。
でも、子供はどうやってなるかよりもなりたいが先
それがだんだんと世間を知ると、まずなれることを考える。
よって夢が萎むんです。夢ではなく目標、現実論になるんです。
これはこれで大事なことです。
しかし、それとは別に大人の抱くなりたいは、どのような人物像
人に憧れを抱き、その人を追うんです。
では、どのような人になりたい?
例えるならそれは誰?
そしてなぜ?
この3つの質問に答えて見てください。
それが当面あなたの目指す道です。
子供の夢がコロコロ変わるように大人の夢もコロコロ変わっても構いません。
しかし、尊敬できる人を持ち、それを追う思考は、間違いなくあなたを成長させます。