働く美容師さんに伝えるべきメッセージ
美容師自立、独立支援室 057
< 伸びる人は、時間軸を持つ >.
「いつまでに」
先のゴールを見据えて事を成す。
美容師に成り立てのアシスタント時代は、課題をクリアするためにゴール設定がされ、そのゴールに向かって練習を積む。
いつまでにシャンプーを合格し、いつまでにブローを合格し、いつまでのカラーを合格し、いつまでにパーマを合格し、いつまでにカットを合格する。
晴れて技術者、初級レベルでは、いつまでにどれだけの指名客、どれだけの売り上げ。
しかし、この段階を過ぎ、技術者としてキャリアを積むと与えられる目標が減っていく。
日々がルーティン化されていく。
月次目標を除いては、与えられる目標は無いに等しい。
全てが個人の裁量。
自らが明確な目標を持たなければ同じ日々を繰り返す。
ここで伸びる人、伸び悩む人の差が生まれる。
伸びる人は、さらに「何を」「いつまでに」という課題を持って日々を送るのに対して伸び悩む人は自らに課題を課さない。
だから次のステップに向かわない。
伸びる人は、「いつまでにこうする。こうなる」と考え、伸び悩む人は、漠然と「こうできたらいいな、こうなったらいいな」という思いで日々を過ごす。
よって動きに違い。
これが結果の違いを招くんです。
あなたは、いま期日の決まった目標を持っていますか?
もし持っていないなら、それを持つようにするんです。
そして未来を起点に現在まで遡り、そこから未来に向かうという行動の癖を身につけるんです。
望む未来のために「やらなければならない事」を明確にし、それに期日を付けるんです。
そしてその目標にチャレンジするんです。
すると望む未来に立つことができるんです。
現在の先に未来があるのではなく、未来の過去に現在があるんです。